こんにちわ!飯田商店、飯田です。
飯田商店では10月に収穫予定の「新生姜」の播種(種まき)を行っています。
4月の中旬あたりに種まきをした、8月に出荷予定のものとはまた別の「新生姜」。
収穫時期がことなりますので、栽培方法も異なります。
4月の「新生姜」は「トンネル栽培」という手法を用いて栽培しますが
今回は黒いビニールが畑に敷かれています。これは一体どういうことでしょうか。
黒いビニールをなぜ敷くのか
これは、黒いビニールを地面に敷くことによって、収穫の季節をずらすことが出来ます。
黒いビニールを敷くことで、光を通さなくします。植物の発芽には光が必要なことが多いため、草が生えなくなります。
もう一つの理由としては、黒いビニールを敷くことで土が暖まります。
黒は赤外線(熱)を吸収するため、土の温度が、むき出しの状態のときよりも高くなります。
土が暖まれば、野菜の生育は良くなります。
黒いビニールをかけて育てた野菜は季節が少しずれたように感じるのです。
つまり、黒いビニールを掛けることによって
・太陽熱を受けやすくし、野菜の育ちを良くする
・光を通さないため、草が生えない
こういった利点があります。
同じ「新生姜」でも播種の時期によって、栽培方法も変える
お客様に一番いい状態の野菜をお届けするために、日々精進しております。